今日は歯医者に行くので、定時に退庁しました。
そしたら、空がうすぼんやりとですが、まだ明るいんですよね。
少しずつ日が長くなってきました。
変わらないようでいても、季節は移り変わっているようです。
今月は何とも多忙な予感。
本職以外の仕事に加えて、広報紙の方の仕事もいつも以上のボリューム。
普段よりもネタが多く、通常のページでは収まりきらないということで、
今月は増ページ。1.5倍の作業量ということになりました。
年度末、この時期だから記事が多いのか?
半分はイエス。もう半分はノー。
本来は市民にお知らせをすることこそが、広報の役目です。
しかし、実情は首を傾げなければいけない記事が多い・・・。
例えば、ある財団法人がやっている、比較的認められやすく、我々からすると
「おいしい」補助金事業があります。しかし、その事業を使うと、その事業の内容を
広報紙上で紹介しなければならない、という縛りがあったりします。そんな
事業があったことさえ知らない我々のもとに、どうしても今年度中に広報に
掲載しなければならない、という事業課が駆け込んでくる、というわけです。
そういう事業があったことを紹介するのは構わないですが、その財源が
どこから出ているかは、市民にはまったく関係のないことだと思うのです。
しかも、夏ごろの事業をどうやって今頃紹介するというのか・・・。
今の時期に事業課が慌てるのは、単に補助金の報告書の時期だというだけの
ことなのですが。
また、議会対策、という面もあります。
例えば12月議会で、答弁の中で、とある事案について市民にどう周知を
図るのか?を問われた部長が、当然のように「それは広報紙上にて・・・」と
答えます(まぁそう答えるしかないのは仕方がないのですが)。
で、その事案の担当課は慌てて原稿を持ってくるわけです。
これも市民に火急に伝えるべき内容ならともかく、いつでもいいはずの内容
だったりするのですが、「今回記事が多いから来月に回させてもらえないか?」
という我々の申し出に、担当課は首を縦に振りません。
・・・理由は3月議会前に載せなければならないから・・・。
こうなると、誰に向けての広報なのかもわからない・・・。
少なくとも、煙草のポイ捨てに注意を促す広報を、今、それもかなりのスペースを
割いて掲載する必要性を誰も説明できないでしょう・・・
でもこいうことはよくある話なのですよねぇ・・・・。ふぅ。